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スタッフブログ

  • 家は第三の皮膚

    21/04/13
    神戸HDC店

    みなさん、こんにちは!
    神戸市須磨区、兵庫区、長田区、中央区、灘区、東灘区、芦屋市で
    リフォーム・リノベーションと言えばN-Basic神戸HDC店 の大谷です。

     

    一雨ごとに、暖かくなる季節。
    四季ある日本で、わずかな過ごしやすい季節でもありますね。

     

    しかし、着るものにも困る時期でもあり、汗ばむくらいの日中と思いきや、
    朝晩はまだまだ寒かったり・・・

     

    人は皮膚で温度調整し、それ以上を補うのは被服。

    そして、私たちが第三の皮膚と呼ぶのが、家です。

     

    家は、私たち人間が快適で健康的に生きる上で、とても大切な空間です。

     

    人間を守るために進化し続けてきた住宅ですが、その歴史において
    今は、当たり前となっている建材も多種多様にあり、そのひとつに、
    ビニルクロスがあります。

     

    日本の今の建築において主流になっていますが、海外と比べると
    その普及率はとても大きいです。

    なぜこんなにビニルクロスが普及したのでしょう・・・

     

     

    戦後、高度成長期に、左官壁との比較において、施工の簡易さと工期短縮、
    出来上がりの規格化という利点から広まったと言われています。

     

    高度成長期の急速な建築ラッシュで、施工が簡易であり安価な上、加工がしやすく、
    工期短縮になったビニルクロスは、公団やハコモノ建築には適していたんですね☝

     

    日本の狭い土地では、団地やマンションが建て並ぶのは必然だったとも思います。

     

    そんな利点が、今の建築において当たり前となっているのでしょう。

    技術の進歩で、プレカット住宅が現れ、大工さんでなくとも家が建つ時代となりました。

     

    ただ、家は第三の皮膚というぐらい、とても大切なものです。

     

    服が濡れていたら風邪をひくように、

    ビニル製の服は、中がビショビショになるように、

    アクリル製の服は、静電気がおきるように、

     

    内装は被服と似ている思います。

     

     

    目先の安価なものに捕らわれず、長い目で本当に価値あるものを
    考えること、

    そのご提案ができるよう、お客様と一緒に考えて快適な
    住まいくりをいたします(゚∀゚)

     

    N-Basic神戸HDC店 大谷みどり