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先人の知恵


 第一回「フィトンチッド」について


               by 濱田耕司

 今月、新聞折込チラシを見たお客様から、N-Basicにご相談の電話が入りました。その内容は、「床下に白蟻がいるようで、白蟻駆除剤が体に有害だと言う事を聞いたのですが、人間の体に害のない白蟻駆除剤ってないんでしょうか・・」というものでした。
 その時、私は「白蟻駆除剤では今のところ、絶対に安心できるという薬剤はないかと思います・・」とお答えしました。お客様は残念そうに、電話を切られました。

 ある日、虫には毒性があって駆除するが、人間には害がないフィトンチッドという物があると聞き調べてみました。
フィトンチッドとはフィトン(植物が)チッド(殺す)という意味で、動けない樹木が動物や昆虫から幹や葉を食べられないように身を守る際に分泌する、匂いの事をいうそうです。

 フィトンチッドで代表的な物がヒノキチオールで、ヒノキチオールが最もよくとれる木材は国産のヒバ材です。昔の住宅は白蟻や害虫から住まいを守るために白蟻駆除剤の替わりに土台にヒバ材を入れたり、水廻りの床や壁に使用していました。
先人は床下に使用する木が、何が適しているのか知っていたのですね。これぞまさに先人の知恵です。
今では天然のヒバ油がありハケ塗りや噴霧で白蟻の駆除ができるという研究結果が認められ、住宅金融公庫の融資が受けられる対象にもなっているようです。

また、何より床下に白蟻が発生する前に、予防する事が一番大切です。床下の湿度が70%以上超えないようにすることで、白蟻が発生する事は防げます。予防として、床下に備長炭を敷くことで、かなりの調湿が保たれます。また、炭は吸ったり吐いたりを繰り返しますので、半永久的に効果があります。
これからは、予防の段階からお客様に安心していただけるように、健康素材をお伝えしていきたいと思います。

※ヒバ油:最近話題になっている新型肺炎SARSウィルスとコロナウィルスに属する、豚伝染性胃腸炎ウィルスを、濃度500ppmのヒノキチオールに入れた所、30分後に感染が30分の一に激減する事が確認された。(2003/11/27 朝日新聞より)


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