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先人の知恵 by 濱田耕司



第2話「縁側」について

縁側(えんがわ)
先月私共のホームページをご覧いただいて、ご相談いただいたお客様で、現在の住宅に縁側を設けたいというご相談がありました。最近の傾向として、なるべく部屋を大きくとりたい。という要望が多く、縁側をなくして部屋を広くする事の方が多かったように思います。久しぶりに縁側というスペースを考える機会をいただきました。
 本来、日本の住宅のほとんどが、和室の外周部に縁側が設けられており、そこで昼下がりにお茶を飲んだり、夏にはスイカを食べて種を飛ばしたり、秋にはお月見をしたり、と、日本の四季折々を家に居ながら楽しませてくれるスペースだったように思います。
 また、日本の気候に合うように考えられており、縁側があることで夏は外気からの熱気を和らげてくれたり、冬は暖めた室内の空気を外に逃がさないようにする役割がありました。いわゆる断熱効果です。
 昔の人は、住む人にとって快適で効果的な上に、季節を楽しむという考えの下に、住宅が作られていたんだと思いました。私たちも、自然素材を使い、また、自然を楽しめる住宅づくりを心掛けたいものです。
 縁側とは… 和風住宅で部屋の外周部に設け、廊下や出入り口として用いる細長い板敷。外側に雨戸やガラス戸を立てて戸外と仕切るものと、それをしない濡れ縁とがある。(講談社・日本語大辞典より)

 縁側を洋風住宅に取り入れるとしたら、ウッドデッキやテラコッタなどのタイル敷きのテラスなどを設けるというのはどうでしょうか・・・。そこをカフェのようにしてお茶を飲んだり、グリーンを楽しんだり・・・。


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