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日本の家

2008 夏 by 濱田耕司


いよいよ今年も夏がやってきました。
今年は素良とどこに遊びに行こうか?海もいいな!山もいいな!と盆休みの計画をそろそろ立て始めました。嫁からは気が早いと言われましたが、楽しい計画を立てるのが私は大好きです。  さて、日本の家ですが、今回は「長く付き合う家」について考えてみたいと思います。現在の日本の家は、平均25年ほどの寿命といわれています。家を買うときに多くの方が住宅ローンを組まれると思うのですが、住宅ローンが終わった家、もしくは途中という家も、大掛かりなリフォームをするくらいなら建て替えた方がマシ。と建て替や住み替えをされています。どうしてなのでしょうか?家を買うとき、建てる時、多くの方が一生のうちで、一番大きな買い物になるはずです。よく考えて、色々勉強して、家を作られているのだと思います。今から3,40年前と 言えば、高度経済成長期。その頃日本には、大手ハウスメーカーが出現しました。当時、マイホームを建てられた方が一生懸命聞いたハウスメーカーさんの説明といえば、早い安いきれい、流行の色や間取り、なんと言っても大手だから安心感もある。すばらしく理想を追求した立派なカタログ。人と同じが好きな日本人だからこそ成立する規格住宅。お好みはオプションで叶えます。などなど…。 しかし、20年後にはすっかり壊されているという現状です。なんとももったいない話しです。本当に壊してしまわないといけない家なのでしょうか?ちょっと古臭く思っても、手を入れれば十分息を吹き返したように、素敵な家になるのに!と思うのです。私は自然素材を使った家を推奨しています。でも、だからと言って、これまで経済発展してきた中で、生まれてきた新素材を全否定するつもりはありません。ただ、土に返すと地球の負荷になるようなものはゴミとして極力ださず、そこは知恵と自然の素材を使ってうまく融合させてあげられれば、もっといい家 や環境になるような気がしませんか? やはり、家はもとより、何でも「使い捨て」という意識は捨てて、「長く使う」「長く愛せる」そんな家や物がもっともっと増えていけばいいですね。私も、おしゃれなのに飽きのこない、それでいて家族のライフスタイルの融通性も兼ねそろえた、そんな住まいの提案ができるようにがんばります。


先人の知恵
第1話 「フィトンチッド」について 第2話 「縁側」
第3話 「掃除再考」 第4話 「忘れないで長押(なげし)」
第5話 「尺貫法」 第6話 「柿渋使ってます」
第7話 「荒壁を付ける」 第8話 「日本瓦は無添加素材」
第9話 「兵庫県(地元)の県産木材を使うのが一番です!」 第10話 「日本の伝統 畳はやっぱり国産が一番!」

日本の家
2006.10 2006.11 2006.12 2007.01
2007.02 2007.03 2007.04 2007.05
2007.07 2007.08 2007.09 2008.02
2008.春 2008.夏 2008.秋 2009.01
2009.06 2009.10 2010.01 2010.04

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