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日本の家 第3話 2006.12  by 濱田耕司

 皆さん 最近周りの人の間で風邪が流行っていませんか?N-Basicのショールームの隣の小児科さんも、沢山の子供さんが風邪を引き病院に来ています。皆さん、家に帰ってきたら必ずうがいと手を洗いして、風邪を引かないように気を付けてくださいね! 
今回の「日本の住宅シリーズ第三弾」は、今、風邪が流行っているという事で「室内空間」テーマに考えたいと思います。どうぞ最後までお付き合いください! 
何故私が住宅業界の中でリフォーム業をしているかといいますと 私は以前、職人をしていました。その後リフォームの営業をしていましたが、昔は普通にビニールクロスや新建材の住設を提案して仕事をしていました。しかし、平成15年7月1日に国土交通省から建築基準法のシックハウス法の施行をきっかけに、色々と勉強しました。シックハウス法の主な内容は、・ホルムアルデヒドに関する建材、換気設備の規制(内装仕上げの制限、換気設備設置の義務付け、天井裏などの制限) ・クロルピリホスの使用禁止 です。簡単にいいますと 現代の住宅は高気密・高断熱になっている為、部屋の中の有害科学物質が溜まりやすくなるので、室内の空気を1時間当たり半分が入れ替わるようにしなければならないのです。 すなわち「空気を入れ替えないとその部屋で何かあってもしらないですよ。」と言うことです。これっておかしいと思いませんか?そして、今まで床下にシロアリ駆除の為に使うクロルピリホスを使用していたのですが、揮発して床下から部屋に入り、それが原因でシックハウスにかかるので、少し軽めの物に変えなさい。と言う内容です。これもまた、何かおかしいと思い ませんか?こういった矛盾が自分の中で整理できなくなったのが大きなきっかけで、平成15年7月にN-Basicを設立しました。     
 私も今までは、大手メーカーさんが出している商品を売っていたら間違いないと信じて売っていました。がしかし アスベストも偽造耐震補強も同じですが、今の日本の住宅は、何か大きな問題がないと国は動いてくれないのです。お客様は誰を信じたらいいのか悩まれると思うし、私たちプロも悩みます。自然素材リフォームでは、長く時を過ごす室内空間を安心して過ごせる事を大事に考えています。そして素材もよく厳選して選びます。
皆さん快適で体に良い「室内空間」というのは、湿度が40・〜60・、温度は、冬は20度・夏は27度が良いとされています。エアコンなどの機械任せは余り体に良いとは思いません。私が子供頃は、冬でも半袖、半ズボンで外で、よく遊んでいました。(よく近所のおっさんに叱られましたが…)、 最近ではそんな子供の姿を余り見ません。 また、ある本に書いてありましたが、最近の子供は免疫が落ちているそうです。何故かというと、最近どんなものでも抗菌、消毒してあるものが増えている事で、本来必要な菌まで一緒に殺してしまう。と言うことです。
このように、いかにも快適できれいに見えて、実は人にとって良くない環境や物が増えているように思います。換気しないと暮らせない室内空間。エアコンやクーラーで快適にしつつ、除湿機や加湿器を同時につけておかないといけない現状、また抗菌・殺菌が人にとって本来必要な物までなくしてしまっている現状。本当に私たちが安心して快適に暮らせる空間というものは、少し前の時代を考えれば簡単に見えてくるのではないでしょうか?自然素材は安心な素材というだけではなく、日本の昔からの気候風土にあった、健康に暮らす知恵があると私は思います。これからも、私はリフォームを通して、安心できる住まいをお客様と一緒に考えながらご提案させていただきたいと思います。
今回も最後までお付き合いくださってありがとうございました。そして、今年も一年、ご縁のあったお客様、協力業者の皆様には大変お世話になりありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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